年号出来事出典
※ザナドゥに関する史料、もしくはそれになり得るものは数多くあるものの、内容の不一致によりある程度の矛盾が生じてしまうことをご理解ください。
※Dla-Sle-Laboにも同様のコンテンツがありますが、パクリじゃないです。以前に僕がまとめたものを差し上げたものです。



有史以前
B.D ????クォーリィ王国を三つ首の竜『ビオライン』が襲うが、一人の戦士によって討ち取られる[ファルコムワールドガイドVol.2]
B.D ????王国を救った英雄が王となり、人々を統治する[ゲームブックVol.1]
B.D ????かつて戦いの場所であったシュヴァルツフォーゲンに聖剣を奉った大神殿が建てられ、やがて大神殿を中心とした巨大な都市が出来上がる[ゲームブックVol.1]
B.D ????岩山の大噴火により街は一夜にして噴煙と共に土砂の中に消える[ゲームブックVol.1]
B.D ????シュヴァルツフォーゲンに再び人々が集まり始める[ゲームブックVol.1]
B.D ????黒魔法の民と白魔法の民による魔法同士のいがみ合いが混沌を世に生み、闇の世界より暗黒竜『ガルシス』が出現する[ザナドゥコミック]
B.D ????黒と白の2つの民が結託しドラゴンスレイヤーを作り上げる。ガルシスは聖剣を持った勇者によって討ち取られる[ザナドゥコミック]
B.D ????ガルシスを倒した勇者クーブラ・カーンが衰退した2つの民の長を召し、世界を1つに統一。シュヴァルツフォーゲンの地をザナドゥと名付け、楽園と宣言した[ザナドゥコミック]
B.D ????白魔法の民が攻撃の為の魔法を捨てる[ザナドゥコミック]
ザナドゥが建国される以前に栄えていたクォーリー王国だが、それの歴史等についてはあまり明らかにされていない。
この頃すでにビオラインが出現しているが、激しい戦いと幾多の犠牲の果てに王国近衛隊長の息子に倒された。この時
彼の手には聖剣ドラゴンスレイヤーが握られていた。ドラゴンスレイヤーは大神殿(後のシリューガの神殿である)に納められ、
次代の王は大神殿を囲む地を聖地として唱えた。ドラゴンスレイヤーの物語は史実として存在していたものの、やがて王国の
滅亡と共に真なる物語は伝説として人々に語られるものになってしまった。ちなみにビオラインは、クォーリー王国の遥か
以前に暴君として名を轟かせた『ビオング・ドゥ・ライン王』の魂が闇の世界から蘇って来たものであると言われており、
ビオラインの名もそれに由来する。
その後、ガルシスも出現している。ガルシスは破壊の限りを尽くし世界は滅びかけたが、聖剣を持ったクーブラ・カーンよって
倒された。以後クーブラ・カーンの台頭の時代である。

第一王朝時代(クーブラ・カーン王)
B.D 1500クーブラ・カーンがザナドゥを建国。また地下に聖なる洞窟を築く[データブックVol.2]
B.D ????Altel地方に地下庭園を設ける[データブックVol.2]
B.D ????Gandic地方がザナドゥ有数の金鉱とされ発展する[データブックVol.2]
B.D ???クーブラ・カーンがKlepsydra地方にまったく同じ地形・建物を壁にはさんで作らせ、 西側とバトルスーツをシン王子に、東側とヴォーパルウェポンをヨン王子に与える[データブックVol.2]
クーブラ・カーンによる統治は実に1000年にもおよび、第一王朝時代の最盛期には国は世界の半分を占めていたと
古文書には示されている。何でもカーン王は永遠の命を持っていたとか、神々の一人であったとか、あるいはかつて
クォーリー王国を救った英雄が転生した姿だとも伝えられている。
やがてカーン王は人口増加の対策のため、ザナドゥの地下にも街を築き、その一部を金銀で飾られた歓楽宮とした。
地下の街は一日中地上の昼と同じような光に満たされており、『光明の都』と呼ばれるようになった。
なお、この都市の建設と治安維持に関しては『銀の兵士』と呼ばれるある種のロボットが用いられていた。
クーブラ・カーンがこの場所にザナドゥを建国した理由は、そこがカオスの流れが集中する場所であったためだ。
世界の上には神々の『光の世界』があり、下には『カオス』と呼ばれる混沌の世界がある。カオスからは創世のために
必要な力が『見える世界』を通って神々の世界へと流れている。言わばザナドゥはカオスの流れ出る暗黒界と、人間界との
接点なのだ。カーン王がこの広大な土地を統治できたのも、『光明の都』を築けたのも、この力を利用していたためだ。
カーン王は邪悪な力が地上と光明の都に及ばないように『見えない仕切り』を設けた。そのため人々は暗黒界の力を
恐れることなく生活することが出来た。

第二王朝時代
B.D ???他の地方との往来が不便なため、Altel地方が放棄される[データブックVol.2]
B.D ???Altel地方を元に、Alcanek地方に王室の地下庭園を設ける[データブックVol.2]
B.D 485クーブラ・カーン王崩御のため、長男シン王子と次男ヨン王子の間で権力争いが起こる[データブックVol.2]
B.D 485『見えない仕切り』が弱まり、暗黒界の力が漏れ始める[リバイバルザナドゥ2
オープニング]
B.D ???Klepsydra地方が一旦廃墟となる[データブックVol.2]
クーブラ・カーン王崩御に際して、広大な国土は王の長男だったシン王子のものになるはずであった。
ところが子供のころから常に兄のものを欲しがる癖のあった次男のヨン王子がこれを不服としたのがきっかけとなって、
王位をめぐる権力争いが始まった。国内には混乱が続き、地上の辺境を治めていた諸侯たちがこれに乗じて独立してしまい、
ザナドゥはかつての4分の1の国土と『光明の都』を残すだけになってしまった。

第?王朝時代
B.D 100前後暗黒界の力が『光明の都』の遺跡である地下地方に影響しはじめる[データブックVol.2]
400年にわたる混乱の末に後世に残されたのは、わずかな古文書と荒れ果てた国土、そして廃墟と化した『光明の都』だけであった。
『銀の兵士』を始めとする優れた科学技術も、カオスから流れ出る力を利用するための知識も、すっかり失われてしまった。

第四王朝時代(デュフォン・デ・ダール・ブライレント王)
B.D 85ようやく国内が平定される[データブックVol.2]
B.D ??Maple Ford地方が地下地方最大の交易地として栄え始める[データブックVol.2]
B.D ??Rilvan地方に巨大なモニュメントが築かれる[データブックVol.2]
B.D ??レイクスォール率いるダーク・ガディン軍が内乱を起こし、ブライレント王は崩御するが、 ドラゴンスレイヤーを持ったフィーグらによって治められる[ザナドゥコミック]

第五王朝時代
B.D ??ザナドゥの地下から大鍾乳洞が発見される[ゲームブックVol.1]
B.D ??Gandic地方の金が掘りつくされ、廃墟となる[データブックVol.2]

第六王朝時代
B.D ??OL=DREAKが不要となったMaple Fordの穀物蔵を『魔法使いの塔』として利用し始める。後の『魔法使いのテンプル』となる[データブックVol.2]
B.D ??OL=DREAKによって数々の魔法が編み出される[データブックVol.2]
A.D 0OL=DREAKによって暦が作られ、これをOL=DREAK暦として定められる[データブックVol.2]
A.D 32〜48ビオラインがザナドゥに現れ、長期に及ぶ攻防戦が行われる。多数の犠牲者を出しつつも人間側が勝利する[データブックVol.2]
A.D ??Filane地方の監獄が地上に移され、残された建物が商人達に払い下げられる[データブックVol.2]
ザナドゥには様々な魔法が存在するが、その殆どが「大魔術師」と呼ばれる力ある術者達が作り出したものだ。
特にこの第六王朝時代に活躍したOL=DREAKの功績は大きく、MittarやPoisonなど彼によって作り出された魔法は数多い。
A.D32にはかつてクォーリー王国を恐怖のどん底に陥れた三頭竜ビオラインが復活し、非人類の種族を従えて戦争を仕掛けて
来ると言う事件が起きた。国内は混乱状態に陥ったが、間一髪のところで聖剣をもった勇者の率いる援軍が到着して再び
モンスターたちをNuldour地方に押し戻した。この地方は最後の決戦の場となり、実に9ヶ月に及ぶ戦いであったと記録されている。
この『ビオライン攻勢』は、数千に及ぶ死者を出しつつも人間側の勝利に終わった。ザナドゥ王国において聖剣ドラゴンスレイヤー
の英雄伝説が誕生したのもこの時代である。

第九王朝時代
A.D 107KALL=DREAK、EL=LEVINらによってMaple Ford地方に『魔法使いのテンプル』が創設される[データブックVol.2]
A.D 158〜161妖術師B.GRANTとDEAMON卿による反乱。KALL=DREAK、EL=LEVINらによって治められる[データブックVol.2]
A.D 161Alcanek地方の地下庭園がB.GRANT、DEAMON卿らの反乱によって廃墟となる[データブックVol.2]
A.D 161Shangri-La地方へ続く道がKALL=DREAK、EL=LEVINらによって封印される[データブックVol.2]
A.D ???Filane地方がMaple Ford地方と並ぶ交易地として黄金期を迎える[データブックVol.2]
A.D ???Poigone地方の『アデプトたちの館』でゼラチノスの研究が始まる[データブックVol.2]
A.D ???Alf地方の商人たちの間でギルド(寄り合い組合)が設立される[データブックVol.2]
ザナドゥにおける魔術師達は、高位の者になると宇宙の根幹を揺るがしてしまうほどの強大な力を操ることが出来る。
故に魔術師達は「魔法使いのテンプル」に所属することを義務付けられ、その掟を以って幾重にも縛られていた。
A.D158にDEAMON卿と共に反乱を起こした妖術師B.GRANTは、かつて「魔法使いのテンプル」に属しており、KALL=DREAKの
愛弟子であった。
B.GRANTはSHANGRI-LA地方から多数のモンスターを呼びよせ、それらの力を借りてザナドゥを我が手にしようと企てたが、
KALL=DREAKとその盟友EL=LEVINらによって地上に湧いたモンスターの大半は再びSHANGRI-LA地方に押し戻された。
KALL=DREAKとEL=LEVINはこのようなことが二度と起きないように、暗黒界からこの地方が解放されるまでこの地方を封印した。
第六、九各王朝時代におけるモンスターや妖術師たちとの戦いが人類の勝利に終わり、モンスターの数は激減した。

第十王朝時代
A.D ???Poigone地方が鉄の産地として栄え始める[データブックVol.2]

第十二王朝時代
A.D ???Poigone地方の『アデプトたちの館』でゼラチノスの研究が本格的に行われ始める[データブックVol.2]

第十三王朝時代(ジュリデン王)
A.D 302ガルシスがザナドゥを支配し、暗黒時代が始まった。[データブックVol.2]
A.D ???MEIGAS=LASPTHINが地下地方に住むモンスターに関する報告書をまとめる[データブックVol.2]
A.D ???ジュリデン王がモンスターガイドを作り上げる。[データブックVol.2]
A.D ???Filane地方の商人達が地上へ逃亡し、Filaneは廃墟となる[データブックVol.2]
A.D ???Alf地方がFilane地方に代わって下層地方の交易の中心地となる[データブックVol.2]
A.D ???Poigone地方の『アデプトたちの館』が放棄され、無人となる[データブックVol.2]

第十九王朝時代
A.D 529王の側近サミュエルがガルシスを倒す打開策を見つける[リバイバルザナドゥプレイングマニュアル]
A.D 529ドラゴンスレイヤーを持つ勇者によってガルシスは一旦倒される。[データブックVol.2]
ザナドゥのゲーム本編の時代がここにあたる。ゲームブックVol.1では、この時代の王の名は『ハルダーク』であると明記されており、
同時にサミュエルも登場しているものの、ハルダーク王はジュリデン王の息子、すなわち次代の王となっている。
なお、RXプレイングマニュアルには暗黒時代到来より数十年後との記述がある。

第二十一王朝時代
A.D ???Alcanek地方の遺跡より第一王朝時代の古文書が発見される。 『ドラゴンスレイヤーには本物と模造品の二本があった』[データブックVol.2]
A.D ???MEIGAS=LASPTHINが地下地方に住むモンスターに関する公式記録を作り上げる
※このMEIGAS=LASPTHINは第十三王朝期のMEIGAS=LASPTHINの三代後の同名の子孫である
[データブックVol.2]
A.D 703復活したガルシスが再び倒される[データブックVol.2]
ザナドゥシナリオ2のゲーム本編の時代がここにあたる。
ゲームブックVol.2では、第十九王朝時代にガルシスが倒されてから10年後となっている。